Vol.10 カルマの協奏曲(1/3) 2001/02/25 by Kato

さて、先週は多忙のためコラム書けませんでした。すいません。
今週のテーマは「オナニー」です。男の道楽の一つですな。

ando、Itoも私もオナニー好き、好き、大好きッ子です。
何故好きかって? 気持ちいいからです。

私はローションオナニーが好きです。ローションをべったり手につける方法です。
かなりいってしまいます。即天です。皆さんも試してみてください。

andoは綿棒で肛門の周りを突つきながらのプレーが好きだと聞いてます。
実際、彼の家を不意に訪問した時に現場を見たことがあるので本当なのでしょう。

Itoはチャネリングオナニーが出来ると言ってます。詳細はよく解らないのですが、
「他人の快感を脳波で感じることで自身も快感になる」というものらしいです。

ですから、物凄く神経を集中してアダルトビデオを見ると、
出演中の女優さんの脳波を感じてItoも気持ち良くなれるらしいです。
今まで感極まってイってしまったのは3回しかないらしいですが、
当人曰く「人生の最頂点だ!!」とのことです。

こればかりはItoの人生で3回しかなかったことですから、常に綿棒と向かい合ってるandoとはそもそもの確率が異なります。
流石に私もその瞬間に立ち会ったことはありません。

しかし、彼は嘘をつくことを最も嫌う男ですから、全くの作り話ではないのでしょう。

さて、下も下、最低ランクの下ネタが続きました。
本題に入ります。

私KATOには湯沢(仮名)君なる友人がいます。彼は私の小学校時代の友ですが、
私が小学校を5年生の時に転校していらい、中学、高校と1回も合わず、
大学の4年の就職活動の時に山の手線の中でばったり会ったのが友情の再開です。

何故か解ったんですねぇ。お互いが。

かなり風貌も変わってましたし、本当に一瞬すれ違っただけなのですが、
その瞬間「湯沢(Kato)じゃない?」って感じでお互い気付きました。

とくに湯沢君は昔が嘘のように、人が良さそうで、少々小太りになっていたせいもあるんでしょうか、
全く別人のようになってましたから、よく自分でも気付いたなと思います。

まあ、そんなわけで湯沢君が今回の主役です。
まず彼の人生に触れないとこの話は始まりません。

湯沢君は私が竹の塚第一小学校にいた頃、小学校2年生から4年生の時のクラスメイトです。
彼の特徴は「切れる」。この一言で表現しておけば間違いないでしょう。

湯沢君に比べれば最近の「切れる17歳」なんてペンペン草です。便所コウロギです。
Andoの使用済み綿棒です。

あれは4年生の6月か7月の体育の時間でした。湯沢君は何故かいつもカッターを持ち歩いていたんですな。
それも4本も5本も持ってるんです。あまり意味はないんですが財力と力の象徴のようなもんでしょう。ある種の格好付けですね。
中学生のそれと同じです。

「何故財力なの?」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、
貧しい子弟が多い貧困地区の足立区では当時カッターすら買ってもらえない家というのが結構ありました。

教室にあるものを使えば十分、という親御さんの考えかたなんでしょうね。
まあ、そんなわけでカッターを5本持っているというのは当時は物凄いことで、
羨望の的だったんです。

もちろんこの体育の時間には彼はカッターをポケットに忍ばせていました。
先生が前に立ち準備運動をしていると、「アア」とかいうなんとも情けない声の後に、
「キャー!!」という鮮烈な悲鳴を上げて女の子が一人倒れてしまいました。
なにを思ったか湯沢君はいきなり隣の女の子の腕を切りつけたんです。
こう書くとそれほどのことでもないように聞こえますが、実際現場は大騒ぎでした。

当然、直ぐに救急車が呼ばれ、その女の子は運ばれて行きましたが、
湯沢君はまったく落ちついていて地面に座って砂の上にドラえもんを書いてました。

なんともバランスの悪いドラえもんで、未だに覚えてます。目が妙に釣り上がっていて、
指がしっかりと5本あるドラえもんでした。不気味ですね

傷は結構深く、7,8針縫ったと記憶してます。

後日談ですが、その子は結局ショックから立ち直れずに次の夏休み空けの学期に転校してしまったそうです。
「しまったそうです」と言うのは私があんまり覚えてないんですね。

中学生になった時に母親から「そういえばあの子転校しちゃったわよね」という感じで
聞いたのを覚えているだけなんです。

子供というのは意外と残酷で、何の言われもなく腕を斬り付けられた、
それも女の子だったのにも関わらず、鮮明に記憶に残るのは斬った方で、
斬られた方については、言い方が悪いかもしれませんが記憶の流れの中ではどうでも良いんでしょう。

次号へ続く