Vol.4 メンズノンノン 2001/1/5 by Kato

VJコテツのコラム、素晴らかったですね。深くは意味が解らないながらも不覚にも涙が止まらない。
そんな体験をしてしまった全3回。
さて、そんなコテツからの偉大なる遺産「コラムニストの輪」を繋げるべく、
不肖加藤、ケツのデキモノの負傷に堪え、ペンを取った次第であります。

何を書くか、かなり迷いましたが、今回のテーマは「サラリーメン」とします。
サラリーメンは私が「X−メン」を見て作った造語です。まあ、ありがちですね。

まずサラリーメンは皆不幸な生い立ちです。
ある者は親に虐待を受けある者は親に捨てられ山羊に育てられ、またある者は生まれつき禿げています。
全身の毛という毛がありません。ホラーです。

そしてサラリーメンは皆、自身の制御できない特殊能力に悩み、そして傷ついていくのです。
そんな面々のサラリーメンを紹介します。

<ペコリーノ・アルマーニ:コード名 PEKORING>
イタリア人、28歳。有名デザイナーを父に持ち、何不自由なく育つ。
唯一継母の虐待を除いては。。。

前妻の子であるペコリーノは後妻と後妻の子であるオコリーノに虐められ、食事はいつもペペロンチーノ。
後妻とその子が魚介類一杯のぺスカトーレを食していても、ペコリーノだけは塩抜きのペペロンチーノだった。

しかも毎日ちょっとでも言うことを聞かなければほうきでメッタ打ち、どんなに謝っても許してくれはしない。
しかし、世界を飛び回り年に2回程しか家にいない父には気付くはずもなかった。

愛の無い家に嫌気がさしたペコリーノは幼いころからの憧れだった日本に単身渡米。
大手アパレル会社のレナ○ンに入社。

が、日本語が不得意なのに何故か配属は営業部。
格好つけて父の名を隠して入社したのが裏目った。

しかも、彼の扱う製品(ナイロン製ブラジャー)には欠陥が多く、
ひどい時には乳首が丸だしになってしまうことも度々。
そこで彼は不得意な日本語を駆使し、謝罪の毎日。
来る日も来る日もデパートの下着売り場を練り歩き、
「申し訳なんですか?」と訳の解らない「ペコリ」を。。。。

が、不思議とクレームにはならない。何故かどの店長も彼と彼の会社を許し、
それどころか積極的に欠陥ブラを売ってくれようになった。

どうやら幼い頃から虐められ、蔑まれ、そのうちに天才的な「謝る能力」を身につけたようだ。

そんな彼の特殊能力は「ペコリ」
彼はその能力を買われ現在も同社で勤務を続けています。
年収8,500万です。脅威のサラリーメンです。

<趙荒天:コード名 シープ>
中国人、36歳。中国福建省に生まれ、1歳4ヶ月の時に福建の霊山に捨てられる。
暫くは烏龍茶の葉を食べ生き永らえていたが、いよいよ冬になり、もはやこれまでと思った時に野生の山羊に拾われる。

父、「銘正」と母「光琳」の間で愛情一杯に育っていたが、過酷な運命はまたも荒天に襲いかかる。
荒天13歳の時、父銘正の一子相伝の必殺技「山羊満開」を伝授中にたまたま近くを通りかかった猟師が、
少年が山羊に襲われているものと勘違いし、父母を射殺。

「メー!!!!!!メーメー!!!(父さん!!母さん!!)」
少年の叫びは虚しく、福建の山々にコダマする。

続く